野球肩を予防して試合に勝ちたい

野球肩に有効なアイシング

野球肩、野球肘のアイシング

 

アイシングの基礎知識としては急性の痛みには冷やした方が良いという事です。野球肩、野球肘の患者さんは、温めた方がいいのか、冷やした方がいいのか、あやふやなうろ覚えの方もいると思いますが、基本は冷やすが正解です。ただ、慢性的な痛みの場合には温めた方が良いと考えて下さい。昔は運動の後で風呂にゆっくり入って肩を癒すと言った方法が暫く続いたこともありましたが、今は全く違います。

 

野球をするプロ・アマ問わず、選手を長く続けていくのであれば、アイシングは練習後・試合後ただちに行うべきです。これは何も野球肩だけではなく、例えば捻挫などをした場合でも、10〜20分以内には行う事を勧めます。冷やす時間は10〜20分程度で良いと思います。余り長すぎると炎症はおさえられますが、血流が悪くなることで、正常な細胞が壊死してしまう場合があるからです(凍傷の危険があります)。

 

心臓より高い位置に患部をおくようにする。

 

アイシングをより効果的に行うには、血液やリンバの流れを抑制し熱や腫れをコントロ−ルし痛みを緩和させる意味からの心臓よりも患部を高い位置にすると良いです。それから野球肩が重傷の場合は、三日間程度は断続的に冷やす必要があります。これは冷やすことで、痛みを最小限にしますし冷やされることで神経が麻痺するからです。それと冷やされることで、患部の血流を悪くさせ、炎症が抑えられる効果を利用して「腫れ」を引かせてくれるのです。

 

アイシングは痛くなった時だけでなく、ポ−ツ障害の予防にもなりますので、練習や試合後に、無理のかけた肩を15分程度のアイシングしてあげると良いです。トレ−ニングや競技終了後は、炎症が出やすい為と慢性的な痛みにしない対策にもなるからです。勿論、休憩時に予防としても効果的ですし、スポ−ツ外傷の早期回復やスポ−ツ障害予防の有効な一つの手段にもなります。それと暑い時期、熱中症の応急手当てには絶対必要ですので、特に日本のスポ−ツ少年団の監督や保護者はがアイシングの知識を覚えて置くと良いです。